クラレの2022年12月期第3四半期(1~9月)業績は、売上高が5,531億5,000万円(前年同期は4,591億5,900万円)、営業利益が708億4,600万円(同543億1,800万円)、経常利益が700億7,800万円(同510億100万円)、四半期純利益が471億7,400万円(同286億200万円)だった。
期首から「収益認識に関する会計基準」等を適用しているため、2022年12月期第3四半期に係る各数値については、当該会計基準を適用した後の数値。また、前年同期比増減率は記載していない。
セグメント別のうち、ビニルアセテートは売上高が2,856億4,100万円(同2,248億6,100万円)、営業利益が589億8,700万円(同437億7,500万円)。
ポバール樹脂は、米国子会社の一部生産設備の不具合による停止や物流混乱により販売量が減少。一方、原燃料高騰を受けて価格改定を進めた。
光学用ポバールフィルムは、第3四半期に入り液晶パネルの在庫調整の影響を受け、出荷が大幅に減少した。
期首から「収益認識に関する会計基準」等を適用しているため、2022年12月期第3四半期に係る各数値については、当該会計基準を適用した後の数値。また、前年同期比増減率は記載していない。
セグメント別のうち、ビニルアセテートは売上高が2,856億4,100万円(同2,248億6,100万円)、営業利益が589億8,700万円(同437億7,500万円)。
ポバール樹脂は、米国子会社の一部生産設備の不具合による停止や物流混乱により販売量が減少。一方、原燃料高騰を受けて価格改定を進めた。
光学用ポバールフィルムは、第3四半期に入り液晶パネルの在庫調整の影響を受け、出荷が大幅に減少した。
高機能中間膜は、PVBフィルムで建築向けが堅調に推移した。水溶性ポバールフィルムは、洗濯用個包装洗剤向けの販売が堅調だった。EVOH樹脂「エバール」は、好調な食品用途が自動車用途の減少を補い販売量が増加したことに加え、価格改定を進めた。
イソプレンは売上高が487億1,700万円(同454億8,000万円)、営業利益が41億4,500万円(同50億4,200万円)。
イソプレンケミカル、エラストマーは、原燃料高騰を受け価格改定を進めた。一方で、一時的な原料調達難や中国ロックダウンの影響を受け販売量が減少した。耐熱性ポリアミド樹脂「ジェネスタ」は、自動車生産減や電気・電子デバイスの在庫調整などの影響を受け販売量が減少した。
通期業績予想を修正
同社は2022年12月期通期業績予想を修正した。第3四半期業績、事業環境および為替・原燃料価格動向を踏まえた。
■2022年12月期通期業績予想
◇売上高=7,600億円(前回予想7,400億円、増減率2.7%増)◇営業利益=780億円(前回予想と変わらず)◇経常利益=750億円(同)◇当期純利益=480億円(同450億円、同6.7%増)
※記事の出典元はツイッターで確認できます⇒コチラ
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