ドライブの必須アイテムといえばカーナビ。 手軽に使えるスマホのカーナビアプリは依然として人気だが、近年の底堅いカーナビ市況も見逃せない 自販連/全軽自協が発表する新車の販売台数を調べると、2020年度に比べて2021年度の実績は9.5%減少している。

 しかし、同じ時期の市販カーナビ出荷台数は、ほぼ同水準を維持した。 それを支えているのが、大画面カーナビの需要である。





大画面モデルに力を入れているパナソニックによれば、同社のストラーダFシリーズの装着車両は、2020年は既販車44%:新車56%という構成。

面白いことに2021年は、既販車53%:新車47%と逆転し、既販車ユーザーの割合が大きく伸びている。

また、ユーザー5000人を対象に実施したアンケートでも、3年前の結果に比べて、今年は10インチ以上の機種を望む声が5%アップしているという。

大画面カーナビの需要が既販車のオーナーまで浸透し、画面サイズがより大きなモデルへ関心が移っていることをうかがわせる。大画面モデルに力を入れているパナソニックによれば、同社のストラーダFシリーズの装着車両は、2020年は既販車44%:新車56%という構成。