米アップルのiPhoneを受託生産する台湾の鴻海科技集団(フォックスコン)は、iPhone製造責任者にマイケル・チャン氏を指名した。
長らく事業を率いてきた王城陽氏に代わり組み立て事業を担う。ブルームバーグが17日、関係筋の発言として報じた。
フォックスコンはコメントを控えた。アップルはコメント要請に応じていない。





河南省鄭州市の同社iPhone工場は昨年末、新型コロナウイルス感染対策の規制発動で数千人の従業員が脱出するなど、コロナ禍により深刻な影響に見舞われた。
また賃金交渉を巡る問題もあったが、複数の関係筋が1月にロイターに明かしたところでは、12月には出荷が計画の約90%に達するなど、生産はほぼ正常化している。

ブルームバーグによると、フォックスコン旗艦部門である鴻海精密工業の劉揚偉会長は、中国競合との競争激化を受けてサプライチェーン(供給網)部門で若手幹部を起用しており、今回の人事もその一環だという。

※記事の出典元はツイッターで確認できます⇒コチラ