EMS(電子機器の受託製造サービス)世界最大手の鴻海精密工業は30日、日本電産前社長の関潤氏を2月1日付でEV事業の最高戦略責任者(CSO)に任命する人事を発表した。

 鴻海によると、関氏は劉揚偉董事長の下でEV事業のグローバル戦略や業務統合、産業の課題解決に当たる。





鴻海は関氏について、「日産グループ内で33年に及ぶ業界経験を持ち、多くの国で自動車生産・製造オペレーションを手がけてきた。産業チェーンにも精通している」と指摘。
関氏の豊富な経験や専門知識を生かし、グループ全体のリソース統合や米国、アジア、中東地区の拠点の発展を促したい考えを示した。

 関氏は日産自動車出身で、2020年4月に日本電産の社長に就任。最高執行責任者(COO)などを兼任し、22年9月に退任していた。

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