ソニーは、LEDディスプレイ「Crystal(クリスタル)LED」より、新たにBHシリーズ2機種、およびCHシリーズ2機種を発売すると発表した。

ラインアップは、BHシリーズが「ZRD-BH12D」(ピッチサイズ1.27mm)、「ZRD-BH15D」(ピッチサイズ1.59mm)、CHシリーズが「ZRD-CH12D」(ピッチサイズ1.27mm)、「ZRD-CH15D」(ピッチサイズ1.59mm)を用意。いずれも4月から発売する予定だ。
「Crystal LED」は、同社が開発した高画質LEDディスプレイシステム。「正確な色再現性や豊かな階調表現、広視野角などによる、没入感のある映像で空間演出を実現する」というのが特徴だ。





今回発表した「BHシリーズ」は、1700カンデラの高輝度と、外光の反射を抑える独自の低反射コーティング技術を採用。例として、企業のエントランスや小売店舗など、明るい場所でも豊かな色彩で映像を表現するという。

いっぽう、「CHシリーズ」は、100万:1の高いコントラスト比と、独自のディープブラックコーティング技術による深い黒の表現が特徴。「美術館や博物館などへの設置に適している」として、新たに1300カンデラの高輝度化(「Crystal LED Cシリーズ」との比較において)を実現することで、「リアルで没入感のある映像をよりダイナミックに描き出す」と説明している。

なお、4機種ともに、ディスプレイキャビネット本体を新設計し、約10%(「Crystal LED Cシリーズ」および「Bシリーズ」との比較において)の薄型化と軽量化を実現。また、工場出荷時に事前に組み立てられた2つのLEDモジュールブロックを、マグネットで簡単にキャビネットに装着できる構造を施しており、設置作業にかかる時間を短縮するほか、設置性および保守性が向上したとのことだ。

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