Screenshot 2023-03-31 07.34.24突然ですが、皆さんは「出光興産」と聞いて何をイメージしますか?

多くの方が「ガソリンスタンド」と答えるのではないでしょうか。たしかに、出光興産は石油事業をメインとする老舗企業で、ガソリンスタンドのイメージが強いこともうなずけます。しかし実は、地球環境保全のため「省資源」を目標に掲げ、「地球環境にやさしい素材」の開発に取り組んでいる企業でもあるんです!

さらに、中期経営計画では大卒の女性採用比率50%を目標に掲げ、男女の別なく活躍できる企業へと更なる進化を遂げようとしています。
そこでこの記事では、実際に出光興産で働く社員の方にインタビューし、“出光興産ならではの省資源”への取り組みを紹介します。





――学生時代はどのようなキャリアビジョンをお持ちだったのでしょうか?

大学では、有機光化学という有機材料の発光特性を解明する研究をしていました。教員免許を取って理科の教師になるつもりでしたが、大学院2年のある日、「企業に就職しよう」と思い立ったんです。

――なぜ、教師ではなく研究者の道を選び、出光興産へ入社されたのでしょうか?

誰かに教えたいという気持ちよりも、「自分が開発したものを世の中に残していきたい!」という想いが強くなったことが理由ですね。

当時、有機ELの分野では、赤色と緑色の発光材料の研究は実用レベルに近いところまで進んでいましたが、青色の発光材料の研究は難易度が高く、実用レベルから遠い状態でした。

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