サムスンディスプレーが世界的なスーパーカーブランド、フェラーリの次世代モデルに最先端有機ELパネルを供給する。最近4兆1000億ウォン台の有機EL投資計画を明らかにした中で有望市場に浮上した車両用ディスプレー分野で有力パートナーを確保したということに意味がある。
サムスンディスプレーは11日、フェラーリのベネデット・ビーニャ最高経営責任者(CEO)が忠清南道牙山(チュンチョンナムド・アサン)のキャンパスを訪れ、チェ・ジュソン社長と車両用ディスプレーソリューション開発と関連した了解覚書(MOU)を締結したと明らかにした。
今後サムスンディスプレーはフェラーリの次世代モデルに搭載されるディスプレーソリューションを開発しデジタル転換を支援する計画だ。
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サムスンディスプレーは有機ELを基に最近車両用ディスプレー市場を積極的に攻略している。サムスン電子、サムスン電機、サムスンSDIなどサムスン系列会社も車両と電装分野を未来の収益源のひとつとして事業を拡大中だ。
サムスンディスプレーのチェ社長はこの日の締結式で「今後有数の世界的自動車メーカーと組んで自動車用有機EL事業を強化していく計画」と明らかにした。ビーニャCEOは「サムスンディスプレーとの協力で次世代製品の価値と完成度を最大化するだろう」と期待した。
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