Screenshot 2023-04-18 06.38.18シャープの呉柏勲社長兼CEO(最高経営責任者)は17日、2023年3月期の純損益が、経営危機直後の17年3月期以来6年ぶりに赤字に転落することを念頭に、「23年度(24年3月期)は黒字化を最重要課題としたい」と語った。主力のディスプレー事業が不振に陥っており、「(同事業は)今後も全社一丸でやっていく」とも話した。

同社は、2月に業績予想を下方修正すると発表。23年3月期の営業損益が200億円の赤字になるとの見通しを示した。純損益については「基本的な構造改革に取り組んでおり、現時点では合理的な算定が困難」として業績予想を公表していなかった。







千葉市内で開いた創業111周年を祝うイベントの終了後、報道陣の取材に答えた。具体的な再建策については「5月の決算発表時に方向性を示す」と述べるにとどめた。

業績悪化の要因となっている、傘下で液晶パネル製造を手がける「堺ディスプレイプロダクト(SDP)」は「引き続き活用していく」との考えを示した。

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