北陸電気工業が10日発表した2023年3月期連結決算は、自動車関連向けを中心にモジュール製品が好調に推移し、経常利益ベースで2年連続の増収増益となったが、経営破綻した有機ELディスプレイメーカー「JOLED」の倒産に伴う特別損失20億400万円を計上したため純利益は大幅に減少した。
事業別売上高は電子部品が前年比12・4%増の444億2500万円、金型・機械設備が12・2%増の7億6300万円、その他が14・0%減の5億6300万円だった。
1株当たりの期末配当を前期実績から10円増配し55円とした。24年3月期も同額とする見通し。
北陸電気工業の多田守男社長は、JOLEDの特損計上について「損害の大きさにがくぜんとした。無念の1年になった」と述べ、「利害関係者に大変申し訳ない」と陳謝した。
中期経営計画の2年目となる2023年は、主力市場の自動車、民生用機器ともに横ばいになると予想。25年3月期の売上高460億円、営業利益28億円の目標達成に向け、東南アジアの生産比率を高めていく方針を強調し「ベトナムで新工場建設を検討している」と話した。
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中期経営計画の2年目となる2023年は、主力市場の自動車、民生用機器ともに横ばいになると予想。25年3月期の売上高460億円、営業利益28億円の目標達成に向け、東南アジアの生産比率を高めていく方針を強調し「ベトナムで新工場建設を検討している」と話した。
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