2023年モデルの有機ELテレビは、8K対応・同社有機ELテレビで最大サイズとなる88Vを擁する「OLED Z3」シリーズを筆頭に、4Kハイエンドモデル「OLED G3」シリーズ、4Kハイミドルモデル「OLED C3」シリーズ、4Kスタンダードモデル「OLED B3」シリーズの計4シリーズを展開。
なかでも特に注目したいのが、第3世代「OLED evo」を採用した「OLED G3」シリーズだろう。
第3世代「OLED evo」は、同社の有機ELテレビ向けパネルの開発・供給を一手に担うグループ会社のLGディスプレイが2023年初のエレクトロニクスショー「CES 2023」で発表した最新世代の有機ELパネル。「METAテクノロジー」と呼ばれる新技術を搭載し、有機EL層とガラス層の間に微細なマイクロレンズアレイ(MLA:Micro Lens Array)を敷き詰めることで、内部で反射していた光をむだなく取り出すことで、消費電力を維持しつつ、輝度や視野角を大きく向上させたという。
同パネルを搭載した製品がすでにパナソニックから発表されているが、本家からもついに登場した形だ。同社によれば、2022年のスタンダードモデル「OLED B2」シリーズと同じ消費電力で輝度が最大70%アップしているという。
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