ジャパンディスプレイ(JDI)は13日、中国のテレビ大手、TCL科技集団傘下の液晶メーカー、華星光電(CSOT)と知財を相互に使い合うクロスライセンス契約を結んだと発表した。

JDIは斜めから液晶パネルを見ても色の変化が少なく画面がきれいに見える技術で優れる。JDIは知財供与に今後力を入れる方針で、今回の提携も収益改善策の一環だ。





中国知財戦略 イノベーションの実態と知財プラクティス [ 山田勇毅 ]
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CSOTは大型液晶を手掛け、液晶全体のシェアは数%程度とみられる。
JDIはCSOTからライセンス収入を得る。2024年3月期の業績影響については精査中という。今回のCSOTとの契約とは別に、JDIは既に台湾の液晶パネルメーカー、群創光電(イノラックス)とも知財供与で提携している。

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