ジャパンディスプレイ(JDI)は18日、2023年3月末に経営破綻したJOLED(ジェイオーレッド)からの事業譲渡が完了したと発表した。JOLEDが手掛ける有機ELパネルの開発事業を10億円で取得した。技術開発部門で働いていた社員85人を受け入れるが、JOLEDの負債や製造・販売部門は引き継がない。
JDIは事業譲渡にあたって5月下旬に連結子会社のJDI Design and Development(JDIDD)を設立した。18日付でJOLEDの社員をJDIDDで受け入れた。
JDIは事業譲渡にあたって5月下旬に連結子会社のJDI Design and Development(JDIDD)を設立した。18日付でJOLEDの社員をJDIDDで受け入れた。
JOLEDはソニーとパナソニックの有機EL事業を15年に統合して発足した。「印刷方式」と呼ばれる独自の製造法で有機ELを量産することを目指していたが、稼働が遅れたほか韓国・中国勢との競争が厳しくなって収益が悪化した。負債総額は337億円だった。
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