韓国のサムスン電子は7月27日、2023年第2四半期(4~6月)の業績(連結ベース)を発表した。売上高は前年同期比22%減の60兆100億ウォン(約6兆6,011億円、1ウォン=約0.11円)、営業利益は95%減の6,700億ウォンの減収減益だった。
第2四半期の部門別の業績は次のとおり。
(1)DX(Device eXperience)部門(家電、IT、モバイルなど)
MX(Mobile eXperience:無線通信機器部門)は、世界的なスマートフォン需要減少の中、新製品販売効果がなくなり、プレミアム製品の割合が低下するとともに、景気停滞による中・低価格製品市場の回復の遅れにより、前期に比べ売上高が減少した。ネットワークは北米、日本などの主要海外市場を中心に売上高が減少した。
VD(Visual Display)は、世界的なテレビ需要の減少にもかかわらず、高付加価値製品の販売に注力し、業績は堅調だった。
第2四半期の部門別の業績は次のとおり。
(1)DX(Device eXperience)部門(家電、IT、モバイルなど)
MX(Mobile eXperience:無線通信機器部門)は、世界的なスマートフォン需要減少の中、新製品販売効果がなくなり、プレミアム製品の割合が低下するとともに、景気停滞による中・低価格製品市場の回復の遅れにより、前期に比べ売上高が減少した。ネットワークは北米、日本などの主要海外市場を中心に売上高が減少した。
VD(Visual Display)は、世界的なテレビ需要の減少にもかかわらず、高付加価値製品の販売に注力し、業績は堅調だった。
(2)DS(Device Solutions)部門(半導体など)
半導体メモリーは、人工知能(AI)用の需要増加に伴い、DRAM出荷量が増え、前期に比べ売上高が微増した。在庫は5月にピークアウトしたことが確認できた。
システムLSI(大規模集積回路)は、モバイル部品の需要回復が遅れ、顧客企業の在庫調整が続いたことで、業績不振が続いた。
ファウンドリーは、世界的な景気停滞により、モバイルなどの主要な需要が不振だったため、工場稼働率が低下し、営業利益が減少した。
(3)SDC(サムスンディスプレー)部門
中小型パネルは、季節的に非需要期だったにもかかわらず、プレミアムパネルの堅調な販売により、前期水準の営業利益を記録した。大型パネルは、プレミアム市場でのQD-OLED(量子ドット有機EL)製品の販売強化に注力した。
サムスン電子は業績発表に合わせ、第2四半期の設備投資の実績を発表した。それによると、同四半期の設備投資総額は14兆5,000億ウォンで、内訳はDS部門13兆5,000億ウォン、ディスプレー6,000億ウォンなどだった。
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