August 02, 2023
シャープがSIDで論文急増、次世代ディスプレーでは独走
シャープとその子会社でディスプレー関連事業を担当するシャープディスプレイテクノロジー(SDTC)は、2023年5月に米国で開催されたディスプレー関連技術の国際学会「SID Display Week 2023」(SID)で、計15件の論文を口頭発表した。ポスター発表はしていない。2022年のSIDでもシャープが比較的健闘したように見えたがそれでも計10件。「15件はここ数年では最も多い」(シャープ)という。SIDへの参加企業の中では、中国BOE Technology Group(京東方科技集団)の口頭発表40件、ポスター発表40件、韓国Samsung Displayなどサムスングループの口頭発表22件、ポスター発表21件に次ぐ結果となった。
第4位は、口頭発表10件、ポスター発表4件の韓国LG Display(LGディスプレイ、LGD)だった。この10年ほどはSIDでの没落が目立ち、存在感が薄まる一方だった日本関連の企業だが、シャープが大きく盛り返した格好だ。
ただし、他の日本勢は低調なままだ。半導体エネルギー研究所(SEL)が計6件(うちポスター発表が2件)、ジャパンディスプレイ(JDI)が3件、ソニーおよびソニーグループが合わせて3件(うちポスター発表が1件)、AGC、パナソニック、富士フイルム、三井金属鉱業がそれぞれ1件といったありさまだった。
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