Screenshot 2023-08-07 09.37.49一周回って新しかったり…?

誕生から10年以上が経ち、いまもなお進化を続けるスマートフォン。最近は折りたたみスマートフォンという、新たな製品カテゴリが注目を集めています。しかしながら、この2023年8月になっても、Nokia(ノキア)から新しいガラケーことフィーチャーフォンの「Nokia 130」および「Nokia 150」がリリースされましたよ。

Nokia 150とNokia 130の違いは、30万画素のカメラが搭載されているかどうかです。30万画素って、15年以上前の携帯電話についてた最新のものくらいのレベル。これって必要なんでしょうか…? Nokia 150には、microSDカードスロットが備わっており、ここへ30万画素のカメラで撮影した写真をガシガシと保存可能。カメラは不要という方は、Nokia 130でよさそうです。





NOKIA 復活の軌跡【電子書籍】[ リスト シラスマ ]
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そのほかの基本的なスペックは、両機種ともに2.4インチのQVGAカラーディスプレイがあって、1,450mAhのバッテリは交換できます。あとFMラジオが標準装備されていて、イヤフォンジャックにヘッドフォンを挿すと聞けます。実はNokiaは、2016年から同モデルを発売しており、今回はマイナーアップデートに位置づけられるでしょう。昔からある「Snake」というヘビのゲームでも遊べますよ。

フィンランドのNokiaといえば、古くから数々のフィーチャーフォンをリリースしてきたメーカーです。スマートフォンの台頭により、Microsoft(マイクロソフト)のスマホOS/ハードウェアプラットフォーム「Windows Phone」に対応したLumiaというブランドネームのスマホを製造。ところが、これがNokiaの迷走につながってしまいます。

2013年にMicrosoftは、Nokiaを買収してしまって世界を驚かせました。しかしながら、Windows Phoneが伸び悩むなか、フィーチャーフォンの部門だけ、2016年にマイクロソフトから手放されてしまいます。そして、Nokiaブランドのフィーチャーフォンだけは、これまでにも新機種が投入され続けました。スマホのように高機能な携帯電話は不要! そういう世界各国のユーザー層に支持され続けてきたのでしょうね。

新たな2機種は3色カラーのデザインから選べます。まだ正式な価格は発表されていませんが、おそらく数千円で買えてしまうモデルでしょう。日本国内での発売は期待できませんけど、2台目の通話専用ケータイに、こういうバッテリーが超長持ちのシンプルな携帯電話がほしい人って、わりとおられるのでは?

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