Screenshot 2023-09-14 09.05.44パーク24では、毎月9日にクルマや交通に関するアンケートの調査結果を公開している。9月は「電気自動車」をテーマに調査を実施。回答結果をグラフにまとめて発表した。

電気自動車を運転したことが「ある」人は、前回(2022年)と比較すると4pt増加し、21%となった。年代による大きな偏りはなく、全ての年代で前回より4〜6pt増加しており、電気自動車に触れる機会が増えていることがわかる。

続いて電気自動車を運転した場面を聞いたところ、「カーシェアリング」26%が最も多く、僅差で「レンタカー」25%、「イベントやディーラーなどの試乗車」21%となった。
年代別で見ると、「カーシェアリング」は若い年代ほど比率が高く、20代以下は半数を超える51%に達した。





一方、「イベントやディーラーなどの試乗車」は60代以上の28%が最多で、年代が上がるにつれて増加している。年代によって電気自動車を運転した場面は様々になった。

電気自動車の購入を検討したが購入しなかった理由は、1位「EVステーション(充電できる場所)が少ない」55%、2位「車体価格が高い」53%、3位「航続距離に不安がある」38%となった。

購入を検討するものの、2人に1人は充電インフラの不足や車体価格の高さなどから購入を見送っているようだ。

電気自動車を保有していない人に、電気自動車がどのようになったら購入するかを聞いたところ、「価格が手ごろになったら」25%が最多で、購入時には充電インフラより車体価格を重視することがわかった。

また、今回から新しく追加した項目の「充電時間がガソリン車の給油時間と同等の早さになったら」が10%、「2030年にガソリン車の新車販売が禁止になったら」が5%を占めており、価格だけでなく充電性能などの技術革新を望む人や、新車販売が電気自動車のみという状況になれば購入する人もいるようだ。

今回のアンケートでは、電気自動車の運転経験がある人は前回より増加した。また、電気自動車を保有していない人の16%は、電気自動車の購入を検討はしたものの実際に購入するまで至っておらず、車体価格が高いことや充電できる場所が少ないことが購入を控える要因となっていると言えるだろう。

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