昨年末の音元出版アワード「VGP2023」にて、リビングビジュアル大賞を受賞した「くらしスタイルシリーズ」のウォールフィットテレビに続き、今夏のアワード「VGP2023 SUMMER」にて、有機ELテレビのフラグシップモデルに位置付けられるMZ2500シリーズが批評家大賞を受賞したパナソニック。受賞に際して、お客様の暮らしに寄り添う新価値提案と、高画質・高音質を追求する価値提案の両輪で製品づくりを推進するパナソニックのテレビ事業の展開と手応えについて、パナソニックエンターテインメント&コミュニケーション株式会社の阿南康成氏に語っていただいた。
ーー このたびのアワード「VGP2023 SUMMER」にて、御社の有機ELテレビMZ2500シリーズが栄誉ある批評家大賞を受賞されました。御社のテレビ事業における王道とも言える高画質、高音質を追求したフラグシップモデルですね。今回の受賞における感想と、御社のテレビ開発における思いをあらためてお聞かせいただければと思います。
阿南 すばらしい賞を頂戴しまして、大変ありがたく思っております。当社では有機ELテレビの開発を2015年頃から始め、今日に至るまでいくつもの進化を遂げてきましたが、今回MZ2500シリーズに採用した有機ELディスプレイはコントラストの向上と更なる色鮮やかさを追求し、大きく進化しました。
(長期無料保証/配送設置無料)Panasonic(パナソニック) 65V型 4Kチューナー内蔵有機ELテレビ VIERA(ビエラ) MZ2500シリーズ TH-65MZ2500
ーー このたびのアワード「VGP2023 SUMMER」にて、御社の有機ELテレビMZ2500シリーズが栄誉ある批評家大賞を受賞されました。御社のテレビ事業における王道とも言える高画質、高音質を追求したフラグシップモデルですね。今回の受賞における感想と、御社のテレビ開発における思いをあらためてお聞かせいただければと思います。
阿南 すばらしい賞を頂戴しまして、大変ありがたく思っております。当社では有機ELテレビの開発を2015年頃から始め、今日に至るまでいくつもの進化を遂げてきましたが、今回MZ2500シリーズに採用した有機ELディスプレイはコントラストの向上と更なる色鮮やかさを追求し、大きく進化しました。
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ご存知のとおり我々は、プラズマディスプレイの時代も含めて自発光に強いこだわりがありますが、パートナー企業との協力によってつくりあげた有機ELの自発光パネルをMZ2500シリーズに搭載しています。パートナー企業とは良好な関係を構築しており、初期の段階から、お互いのやりたいことや進化させたいことなどを持ち寄り、常に会話しながらパネルの開発に取り組んで参りました。ここに我々の持つプラズマディスプレイ時代からの技術を組み合わせ、フラグシップモデルとして磨き上げたのがMZ2500シリーズです。
有機ELテレビは液晶テレビに対して、黒の鮮やかさで優位性をもつ一方、明るさ感の面ではもう少しの部分がありました。今回はそのあたりをもう一段進化させることに取り組み、大きく進歩させることができました。これらの取り組みを高くご評価をいただき非常にありがたく思いますし、テレビ事業に携わるすべてのメンバーの励みとなります。これを糧に次の進化に向けてまた頑張りたいと思います。
ーー 今回高画質を実現した技術について、ご紹介くださいますか。
阿南 今回のパネルは「マイクロレンズ有機ELパネル」という、1画素あたり数千個のレンズを並べた層と、凹凸形状の有機EL発光層を一体形成したもので、従来のパネルよりも効率的に光を取り出すことができます。素子そのものの発光量を増やすより、光のロスをなくす考え方で輝度を高め、白の再現性を向上させました。本技術により、年間消費電力量は前モデルのLZ2000同等でありながら、我々の目指す高画質の追求に大きく寄与することができました。
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