Screenshot 2023-09-28 12.00.44首位と2位には、液晶を手掛けるジャパンディスプレイとシャープがランクインした。
ジャパンディスプレイはモバイル向けの液晶事業から撤退、JOLEDから有機ELディスプレー開発事業を譲り受けて再起を図っているが、赤字解消のメドはついていない。

シャープは2023年3月期に液晶関連で巨額の減損損失を計上したことが大きかった。
液晶事業は依然として苦しいものの、他事業が牽引する形で、今2024年3月期の黒字化を見込んでいる。






3位の楽天グループは2020年4月に携帯電話事業「楽天モバイル」を本格的に開始して以降、純損失が膨れ上がった。それまで積み上げてきた利益を食いつぶした結果、10年累計でも赤字となっている。

ランキングには、コロナの打撃が大きかった外食企業やホテルも目立つ。ただ、これらの業態は足元で改善に向かっており、巻き返しに期待したい。

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