米メタ・プラットフォームズは27日、仮想現実(VR)および拡張現実(AR)用のヘッドセットの新製品「Quest 3」を正式に発表した。米アップルの複合現実(MR)ヘッドセット「Vision Pro」の発売に先駆けた格好だ。
27日の年次開発者会議で発表したQuest 3は、2020年発売の前モデル「Quest 2」から性能が向上し、VRとARを融合させたMRに軸足を移す新製品となる。価格設定は500ドル(約7万5000円)からと、200ドル値上げした。メタはまた、高級サングラスメーカーのレイバンと共同開発した第2世代のスマートグラスも発表した。
メタのハードウエア事業は正念場にある。同社は長年にわたってVRゴーグル市場で支配的だったが、アップルは2024年の早い時期にVision Proを発売する態勢にあり、両社の対決が見込まれる。
27日の年次開発者会議で発表したQuest 3は、2020年発売の前モデル「Quest 2」から性能が向上し、VRとARを融合させたMRに軸足を移す新製品となる。価格設定は500ドル(約7万5000円)からと、200ドル値上げした。メタはまた、高級サングラスメーカーのレイバンと共同開発した第2世代のスマートグラスも発表した。
メタのハードウエア事業は正念場にある。同社は長年にわたってVRゴーグル市場で支配的だったが、アップルは2024年の早い時期にVision Proを発売する態勢にあり、両社の対決が見込まれる。
Quest 3と同様、Vision ProはMRヘッドセットだが、アップル独自の技術とコンテンツを搭載する。Vision Proにはアップルのマーケティング力という後ろ盾があるものの、価格は3499ドルとかなり高い。
Quest 3は側面をダブルタップするだけで、VRと、XRと呼ばれるMRの間を行き来できる。ユーザーは、映画の視聴やゲームをする際により没入感のあるVRオプションを使い、ウェブサイトや写真を見るときはXRモードに移行できる。その際、データや画像はユーザーを取り囲む現実世界の景色の上に重ねて表示される。Quest 3では解像度は30%向上。新しいレンズとクアルコム製高速チップが搭載される。
Quest 3の発売日は10月10日。VRヘッドセット事業の収益化で苦戦を強いられてきたメタは、Quest 3の発売で利益を生み出したい考えで、ストレージが128ギガバイトのモデルで67%値上げする。512ギガバイトのモデルは650ドルの価格で投入する。
※記事の出典元はツイッターで確認できます⇒コチラ
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