韓国LGエレクトロニクスの2023年7~9月(第3四半期)の連結決算(暫定集計)は、売上高20兆7139億ウォン(約2兆3010億円)、営業利益9967億ウォン(約1100億円)で、両方ともに第3四半期の過去最高に匹敵する数字となった。
特に、営業利益は事業の質的成長が加速し、前年同期と第2四半期比30%以上増加し、市場の予想を大きく上回った。売上高も景気減速と需要減少が続く中で前年同期並みとなった。
主力事業の家電事業と未来成長動力の車載電装事業が期待以上の好業績をけん引した。同社は、これまで消費者向け事業で蓄積してきた経験を基に、車載電装部品、HVAC(冷暖房空調)などのB2B領域の比率を拡大した結果だと説明。
特に、営業利益は事業の質的成長が加速し、前年同期と第2四半期比30%以上増加し、市場の予想を大きく上回った。売上高も景気減速と需要減少が続く中で前年同期並みとなった。
主力事業の家電事業と未来成長動力の車載電装事業が期待以上の好業績をけん引した。同社は、これまで消費者向け事業で蓄積してきた経験を基に、車載電装部品、HVAC(冷暖房空調)などのB2B領域の比率を拡大した結果だと説明。
また、製品とコンテンツ・サービスを融合した新たな事業モデルを発表し、有機ELテレビ、オブジェコレクションなどのプレミアム製品の競争力を基盤に需要が高いボリュームゾーンのラインアップを強化してきた戦略も功を奏したという。
同社のチョ・ジュワン社長は7月に、家電を超えて顧客の多様な空間と経験を連結・拡大するスマートライフソリューション企業に変わるという未来ビジョンを発表し、B2B領域の成長とNon-HW事業モデルの革新、新事業動力の確保を重点的に推進していくと明らかにした。
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