huawei 0140729002757調査会社カウンターポイント・リサーチのデータによると、世界のスマートフォン市場の規模は第3・四半期に前年同期比8%縮小し、同四半期としては過去10年間で最低となった。大半の主要国でアップルやサムスンといった主要ブランドの需要が低迷していることが背景だった。

小米科技(シャオミ)、Oppo(オッポ)、Vivo(ビボ)の中国勢を加えた上位5ブランドの合計シェアは、過去3年間で最低の水準に落ち込んだ。





Think Disruption アップルで学んだ「破壊的イノベーション」の再現性 [ 河南 順一 ]
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スマートフォン市場の足元の不振が、アップルといった大手の業績を圧迫するとの不安が広がりそうだ。アップルは第3・四半期の出荷が8%減少。業界首位のサムスンは同四半期の販売量が13%減った。

だが、全体の出荷は第3・四半期に前期比では2%増え、第4・四半期に前年同期比での減少基調に歯止めがかかるとの期待が高まった。

カウンターポイントは、9月に発売されたアップルの「iPhone(アイフォーン)15」が欧米などの市場での成長再開を支援する可能性があるとしている。

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