中国の大手スマートフォンメーカー、小米科技(シャオミ)が20日発表した2023年第3・四半期決算の純利益は60億元と、前年同期の2.8倍に膨らんだ。LSEGがまとめた市場予想の46億元を上回った。
売上高も709億元(98億3000万ドル)と、市場予想の702億元を上回った。調達する部品コストが下がったことや、事業全般にわたる効率化が業績を押し上げた。
売上高も709億元(98億3000万ドル)と、市場予想の702億元を上回った。調達する部品コストが下がったことや、事業全般にわたる効率化が業績を押し上げた。
シャオミは中国5位のスマホメーカーで、調査会社カナリスによると第3・四半期に中国で910万台を出荷した。前年同期とあまり変わらなかったものの、販売台数が5%減った業界全体を上回った。
世界最大となっている中国のスマホ市場は長期にわたって減少傾向になっている。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)とその後の景気低迷によって消費者がスマホの買い換えを長く見合わせるようになったのが響いている。
一方でシャオミの最新機種は発売から1週間で100万台超売れるなど、回復の兆しも見られる。
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