液晶や有機ELディスプレーの製造・検査関連装置を手がけるブイ・テクノロジーが4営業日ぶりに大幅反発した。午後1時10分現在、前日比157円(7.1%)高の2375円と東証プライム市場の値上がり率6位で推移している。一時は2395円まで上伸した。

20日に2024年3月期上期(2023年4月~9月)決算で、フォトマスク製造装置の受注残が約75億円と過去最高額を更新したと発表し、好感された。





高速・高精度の欠陥検査装置が受注残の増加を牽引している。同装置は透過検査と反射検査を同時に行えるため、検査時間は半分から4分の1に短縮可能。省スペース設計となっており、場所を選ばずに設置できる。国内外からの顧客から数多くの注文と引き合いが来ている。

今後は短波長化によるさらに微細なデザインルールで設計された半導体の製造に対応する技術の開発を急ぐ。業務提携やM&A等によるビジネスパートナーの獲得にも積極的に取り組んでいく。

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