Screenshot 2023-11-24 07.00.56徳島県の県立高校などに配備されたタブレット端末に故障が大量発生している問題で、端末納入業者の四電工(高松市)が21日付で、一連のトラブルを謝罪するとともに「教育現場の混乱を早期に緩和・収束できるよう、故障機の修理対応などを含め、可能な限り協力させていただく」などとする文書を県や県教育委員会に提出した。

 四電工は四国電力のグループ会社で、2020年度末に1万6500台を約8億円で納入した。だが、今年7月ごろから内蔵電池が膨張するなどの故障が相次ぐようになり、11月13日時点で故障端末数は5856台に達した。このうち、内蔵電池の不具合は4967台に上る。





同社は電池について独自に調査を進めているほか、代理店を通じてメーカー側にも原因究明を要請している。

県教委は予備機を活用するなどしているが、同日現在、4203台が不足。県立学校の生徒1万4000人超の約3割に行き届かない状況となっており、一部の授業で支障も出ている。

 トラブルが相次いでいることに関し、県は10日付で四電工に対し、納入業者としての責任などについて尋ねる後藤田正純知事名の内容証明郵便を送付していた。

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