青森県の誘致企業で、国内で「レグザ」のブランドで知られる液晶テレビの修理などを行う三沢市にある工場が閉鎖されることがわかりました。
会社によりますと、三沢市の工場で行っていた事業は、来年1月までに埼玉県の事業所に引き継がれる予定だということです。

三沢市にある「TVS・REGZA」青森事業所三沢工場は、およそ60年前に県に誘致され、東芝製テレビの生産を行ってきましたが、5年前に東芝から中国の電機メーカーに事業が売却されました。

現在は、国内で「レグザ」のブランドで知られる液晶テレビの修理などを行っています。






これまで雇用などで地元へ貢献してきましたが、工場を運営する会社は、事業の効率化やコスト削減のために工場を閉鎖する方針をこのほど決めました。

会社によりますと、事業は来年1月までに埼玉県行田市にある事業所に移される予定で、現在、勤務する従業員およそ80人についてもこの事業所へ異動するよう打診をしていくとしてます。

一方、工場の土地や建物については、市や不動産会社と連携して売却や賃貸を検討していくとしています。

「TVS・REGZA」の経営企画部の岡本敏宏副部長は「50年以上にわたって地域に根付いてきただけに閉鎖するということについては残念に思う」とコメントしました。

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