『フライングスパー』と『コンチネンタルGT』のために開発されたベントレーの「ローテーティング ディスプレイ」が、第6回オートモービルアワードの「ダッシュボード・オブ・ザ・イヤー」を受賞した。発売以来、このシステムを搭載したベントレーをオーダーする顧客の割合は約70%にのぼり、最も人気のあるオプションの1つとなったという。
153個もの部品から構成される3面回転式ディスプレイのシステムは、公差±0.3mmを実現する独自のメカニズムで特許を取得している。このメカニズムは、ボタン操作だけでインフォテインメントスクリーン、クラシックなアナログ、エレガントなウッドパネルと、3つの異なる表示を切り替えることができ、その精度は専用の電子制御ユニットによって制御されている。
153個もの部品から構成される3面回転式ディスプレイのシステムは、公差±0.3mmを実現する独自のメカニズムで特許を取得している。このメカニズムは、ボタン操作だけでインフォテインメントスクリーン、クラシックなアナログ、エレガントなウッドパネルと、3つの異なる表示を切り替えることができ、その精度は専用の電子制御ユニットによって制御されている。
非常に狭いクリアランス(左右それぞれ0.5mm以下)を保ちながら回転するメカニズムを実現するためには、3つの別々の、しかし連動した動作が必要。最初の動作は、ユニットをダッシュボードの内側に引き込み、第2段階目に回転のためのクリアランスを確保してから、最後にユニットをモーターで前進させて元の位置に戻すという一連の動きだ。このレベルの精度を達成する特別なメカニズムは、専用の電子制御ユニット(ECU)によって制御される高度なモーターによって特殊な回転を実現するリニア ギアボックス ドライブ ユニットを含む40個の可動部品で構成されている。
今回の受賞は、6.0リットル・ツインターボW12気筒エンジンの誕生20周年、そしてそのエンジンを搭載したコンチネンタルGTの誕生20周年という特別なタイミングでの受賞となった。W12エンジンの生産終了は2024年4月に予定されており、ベントレーは電動化の道を突き進むことになる。
ベントレーモーターズヨーロッパのリージョナルディレクターであるバラス・ルーツ氏は、「この特別賞を受賞できたことを大変嬉しく思う。このメカニズムは、顧客から高い評価を得ているベントレーモーターズならではのクラフツマンシップとテクノロジーが組み合わされ、高い精度で設計されています」とコメントしている。
※記事の出典元はツイッターで確認できます⇒コチラ
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