サムスン20240107_2_s韓国のSamsung Displayは現地時間1月7日、CES 2024にあわせて、最大17.3型(アスペクト比4:3)まで広げられる車載用の有機ELディスプレイ「Flex Note Extendable」を発表した。

折りたたみ式とスライド式の有機ELディスプレイを組み合わせたデバイスで、完全に折りたたんだ状態では11型のコンパクトサイズで、片側を広げるとアスペクト比10:9の13.8型に、さらにディスプレイをスライドして広げるとアスペクト比4:3の17.3型に画面サイズを拡張できる。

このフレキシブルデザインにより、表示するコンテンツに応じた体験を提供でき、Flex Note Extendableを車内で仕事をするためのラップトップデバイスとしても、映画を観るための大型ディスプレイとしても使用可能。使わないときはコンパクトにして、車内のスペースを有効活用できるという。






同社は「自動車は単なる移動手段を超えたモバイル空間に進化している。折りたたみ式やスライド式といった技術を備えた有機EL製品は、この進化をさらに加速させるだろう」とコメント。

Flex Note Extendable以外にも、必要なときに取り出すことができ、使わないときは隠して収納できるディスプレイとして、助手席のヘッドレストに収納できる巻き取り式の12.4型有機ELディスプレイも紹介している。

そのほかCES 2024では、360度折りたたむことが可能で、従来のフォルダブル式/折りたたみ式スマートフォンに搭載されていた、外側の追加ディスプレイ不要で、折りたたみ時もディスプレイを使える「In&Out Flip」も披露している。

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