Screenshot 2024-02-06 09.40.52電子機器の受託生産世界最大手、台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業は今年の事業環境について、昨年より「若干良くなる」との見通しを示した。一方で、AI(人工知能)サーバー用半導体が不足するとの見方を示した。

劉揚偉・董事長(会長)は4日、台北で開催された従業員パーティーの合間に記者団に対し「昨年はかなりうまくいったが、第1・四半期にかなり大きな評価損を計上した」と述べた。これはシャープ株に関連する評価損を指している。





今年の見通しについては、AIサーバー需要は好調になるとしつつ、地政学的な問題による世界経済の不透明感が消費者向け製品の需要に影響するとした。

その上で、サーバー用半導体は、需要は強いが生産能力が限られていると指摘。「需要に追いつくためには新しい工場が必要なのかもしれない」と述べた。

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