韓国のソウル中央地裁は5日、株価操作や会計不正の罪で起訴されたサムスン電子の李在鎔会長に対し、無罪判決を言い渡した。再収監の恐れが取り除かれ、同会長にとって大きな勝利となった。
同地裁の判事は約1時間にわたって判決文を読み上げた。李会長がサムスングループ内で影響力を強める目的で株価操作を行ったことを示す証拠があるかどうかが焦点だった。
会長が無罪判決を勝ち取ったことで、半導体メモリーやディスプレーの製造で世界最大手であるサムスン電子は大きな不安要因が解消されたことになる。同社はスマートフォンでアップルと競合し、新しい分野である人工知能(AI)ではSKハイニックスと厳しい競争にさらされている。
同地裁の判事は約1時間にわたって判決文を読み上げた。李会長がサムスングループ内で影響力を強める目的で株価操作を行ったことを示す証拠があるかどうかが焦点だった。
会長が無罪判決を勝ち取ったことで、半導体メモリーやディスプレーの製造で世界最大手であるサムスン電子は大きな不安要因が解消されたことになる。同社はスマートフォンでアップルと競合し、新しい分野である人工知能(AI)ではSKハイニックスと厳しい競争にさらされている。
李会長(55)は、朴槿恵元大統領の罷免につながった贈収賄スキャンダルに関連するものを含め、数年にわたって法廷闘争に巻き込まれてきた。
同会長はサムスングループの経営権継承のため違法な手段を使ったとして資本市場法違反などの罪で起訴され、検察は昨年11月、懲役5年、罰金5億ウォン(約5600万円)を求刑していた。2015年のサムスン関連企業2社の合併に関連するもので、この取引がグループ内で同会長の支配権を強固にするのに寄与したと、検察は主張した。
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