Lenovo 00_m2024年2月26日からスペインのバルセロナで開催されているテクノロジー見本市・MWC Barcelona 2024で、Lenovoが透明なディスプレイに画面を投影するノートPCのコンセプトモデルを発表しました。同時に、修理や部品の交換が簡単にできるようになったThinkPadシリーズも公開されています。

今回LenovoがMWC 2024で発表したThinkBook Transparent Display Laptopは、17.3インチのMicroLEDによる透明な画面やタッチセンサー型キーボードを搭載したノートPCのコンセプトモデルです。 ディスプレイは透明度が最大55%で、後ろから画面の表示が見えます。

透明度は表示が黒ければ黒いほど高く、白くなるほど不透明になります。ピーク輝度は1000nitで、解像度は720pです。





708794513445-Lenovo_T_m背面にはカメラが搭載されており、AIと組み合わせてディスプレイの背後にある物体を識別して関連した情報を表示することが可能。

Lenovoは、実物の家を見ながら建築家が増築のデザインをするような建築シーンなどが、用途として想定されていると説明しました。

キーボードは投影式で未来感がありますが、使い勝手はあまりよくないとのこと。実際に触ったIT系ニュースサイト・The Vergeは「ご想像のとおり、タイピングするのはイライラします。簡単なテスト文章を書こうとして、無数のタイプミスをしてしまいました」と報告しました。

描画タブレットとしての機能も備えており、スタイラスを近づけるとキーボードが消えます。描画タブレットとしての使用感はまずまずで、The Vergeはキーボードとして使うよりも合理的だと評しました。

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