LGD 319564_640英調査会社のオムディアによると、ディスプレー大手のLGディスプレー(LGD)はことし、米アップルのタブレット端末iPad用の有機EL(OLED)パネルを、約450万台出荷する予定だ。キョンギド(京畿道)パジュ(坡州)市にある、E6ラインで生産する。

アップルはことし販売するiPadに、OLEDを搭載する予定だ。オムディアが推定した13インチOLEDの価格は約380~390ドル(USD、約5万7000~5万8537円)となる。さらにアップルは今後販売する8.3型のiPadミニ、や10.8型のiPadに続く主要モデルにもOLEDを搭載していくとみられる。





これを受けLGDは2021年8月から、坡州工場に中・小型OLEDパネル生産に向けた投資を行っている。ことし1~6月期中にはIT用OLEDラインであるP10ラインへの投資を終え、月1万5000枚の生産を開始する。

新韓証券のナム・グンヒョン研究員は「LGDは1~6月期、閑散期である点と液晶ディスプレー(LCD)パネルの価格下落で赤字が予想されるが、OLEDの生産拡大で7~12月期には黒字転換するだろう」と予想した。

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