テレビ用液晶パネルの指標品の2月の大口取引価格が前月比2%高と5カ月ぶりに上昇した。7〜9月に開かれるパリ五輪・パラリンピックでの観戦需要に向け、テレビメーカーが液晶パネルの調達を増やした。
大口取引価格は売り手となるアジアのパネルメーカーと、買い手となる国内外のテレビメーカーが月ごとに決める。
2月は大型品の指標となるTFT55型オープンセル(バックライトがついていない半製品)が前月比2ドル(2%)高い1枚124ドル前後。前年同月比では36ドル(41%)高い。
大口取引価格は売り手となるアジアのパネルメーカーと、買い手となる国内外のテレビメーカーが月ごとに決める。
2月は大型品の指標となるTFT55型オープンセル(バックライトがついていない半製品)が前月比2ドル(2%)高い1枚124ドル前後。前年同月比では36ドル(41%)高い。
小型品で指標となるTFT32型オープンセルは1枚35ドル前後。前月比1ドル(3%)高く、2カ月連続で値上がりした。前年同月比では5ドル(17%)高い。
テレビメーカーはパリ五輪・パラリンピックの観戦需要でテレビ販売が増えると見込み、液晶パネルの調達を増やしている。2月は中国の春節(旧正月)休暇によって現地のパネルメーカーの稼働率が落ちたことから、需給が一定程度引き締まった。米調査会社DSCCの田村喜男アジア代表は「3月の大口取引価格も上昇しそうだ」と指摘する。
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