Screenshot 2024-04-02 08.42.09韓国メディア・毎日新聞は「スマートフォン市場でサムスン電子が米アップルから王座を奪還した」とし、「Galaxy S24シリーズを筆頭に、世界初の人工知能(AI)を搭載したスマートフォンが北米市場で高い評価を得たためだ」と伝えた。

記事によると、今年2月のサムスンのスマートフォン販売台数は1969万台で、20%のシェアを記録した。アップルは販売台数が1741万台、シェアは18%だった。サムスンが販売台数基準で世界1位となるのは、23年9月(サムスン20%、アップル19%)以降5カ月ぶりのことだという。

サムスンは欧州で34%のシェアを記録し、トップの座を守った。また、アップルの畑である米国でもシェアを大幅に縮めた。サムスンの米国市場でのシェアは36%で、今年1月の20%から16ポイント上昇。一方、アップルは64%から48%に低下した。





サムスンの王座奪還の背景には、1月に発売したGalaxy S24シリーズの販売好調があるとされている。同シリーズは2月末までに653万台を販売した。前作のGalaxy S23シリーズの2月末時点の販売台数(724万台)より10%ほど少ないが、Galaxy S24シリーズの発売日は前作より10日ほど遅かったため「善戦した」と評価されているという。

米国市場でサムスンのシェアが大幅に上昇した背景にも、Galaxy S24シリーズの販売好調があると分析されている。サムスンの2月の米国でのスマートフォン販売台数のうち52%が同シリーズだった。業界では通話内容のリアルタイム通訳機能とメモの自動整理・要約・翻訳機能が米国の消費者から人気を得ていると評価されている。

サムスンは、米司法省がアップルを反トラスト法(独占禁止法)に違反した疑いで提訴したことを踏み台に、スマートフォン市場での成長に弾みをつけたい考えだという。

記事は「アップルが有罪判決を受けた場合、多額の課徴金と共に是正措置処分が科され、アップルのブランドイメージにダメージが残る可能性がある」と伝えている。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「さすがサムスン」「誇らしい」「頑張れ、Galaxy S24シリーズ!次はシェア30%を目指そう」「前政権がサムスン会長を監獄に入れたことで韓国は失われた5年を過ごした。ようやくまた世界に向かって羽ばたけるようになった」「前政権にいじめられたサムスンが瀕死状態から復活し、世界1位に。国民の投票がこんなにも重要だとは」「今使っているiPhoneが壊れたらサムスンに乗り換える。15年間iPhone一筋だったけど、アップルの戦略はあまりに強圧的だし、韓国を見下している」など喜ぶ声が寄せられている。

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