EIZOは、IPおよびFRL伝送(HDMI 2.1)に対応した、業務用の4K HDRディスプレイ「ColorEdge PROMINENCE CG1」を2024年冬に発売する。価格はオープンプライス。
映像制作での最終色調整(カラーグレーディング)に使用することを想定したHDR対応のリファレンスモニターで、2017年12月に発売した「ColorEdge PROMINENCE CG3145」(直販285万円)の後継。画面サイズは30.5型で、解像度はDCI 4K/4,096×2,160ピクセル。
新モデルでは、放送業界用の映像伝送規格SMPTE ST 2110と、高解像・高ビット・高フレームレートの信号を伝送できるFRLをサポート。
映像制作での最終色調整(カラーグレーディング)に使用することを想定したHDR対応のリファレンスモニターで、2017年12月に発売した「ColorEdge PROMINENCE CG3145」(直販285万円)の後継。画面サイズは30.5型で、解像度はDCI 4K/4,096×2,160ピクセル。
新モデルでは、放送業界用の映像伝送規格SMPTE ST 2110と、高解像・高ビット・高フレームレートの信号を伝送できるFRLをサポート。
SMPTE ST 2110は、IPネットワーク上における映像データの伝送方式を定めた標準規格の一つ。放送局を中心にSDI規格からの移行が推進されており、IPネットワーク上で非圧縮方式の映像を扱うことで、より効率的な制作ワークフローの構築をサポートする。
FRL(Fixed Rate Link)は、HDMI 2.1から採用されている伝送モード(従来はTMDS伝送)。これにより、HDMI接続においても、4K解像度、12bit表示といった、高解像度かつ滑らかな階調の映像を表示することができるようになる。
表示性能や、映像制作者の使いやすさに配慮した機能は、前機種CG3146を踏襲。2枚の液晶セルを使った“2層液晶パネル”で1000cd/m2の高輝度、100万:1の高コントラスト比を実現。広色域表示や滑らかな階調表現、画面の表示ムラ補正機能なども搭載する。
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