Innolux 05953ceb48パネル大手の台湾INNOLUX（群創）は2024年4月10日、同社が中国江蘇省南京のモジュール工場を閉鎖し、約2400人の従業員が解雇されるとする中国メディア『芯智訊』とその内容を伝えた台湾紙『工商時報』の報道を認める公告を出した。

なお昨年の12月には、下記の報道が中国内で流されていた。

----- (以下、12月報道) -----

12月15日のニュースによると、パネルブームは引き続き低迷しており、パネル工場は無駄のない経営と資産の活性化を推進しており、イノラックスは上海と南京にある後工程モジュール工場を閉鎖し、設備を段階的に移転するとの噂がある。台湾。 InnoluxはインドのVedanta Groupが現地でフロントエンドからバックエンドまでのワンストップモジュール生産ラインを確立するのを支援しており、モジュール機器をインドに販売する予定だ。





これに関連してイノラックスは12月14日、柔軟な戦略に基づいて、工場や設備のニーズ、新技術の導入などの計画を含め、同社の事業レイアウトが包括的かつ慎重に評価および計画されており、今後はそれに基づくと述べた。将来の市場動向と新しい技術開発を計画し、全体的な運用上のプラスの利益を達成するよう努めます。

Innoluxは中国本土の寧波、浙江省、仏山市、広東省、上海、南京にバックエンドパネルモジュール工場を構えているが、今年のバックエンドパネルモジュールの生産能力稼働率は当初から常に低い水準にある。今年、Innolux の上海と南京のモジュール工場の縮小が報じられましたが、最近、Innolux が上海と南京のモジュール工場を段階的に閉鎖する計画であることが報じられ、2 か所の工場は売却される予定です。寧波工場と佛山工場に受注が集中しているため、両工場の生産設備は台南工場に「一時的に」移転する予定です。

イノラックスは今年、インドのパネル前工程工場の建設を支援する契約をインドのヴェダンタ・グループと締結した。現在、完全な「インド製」テレビ生産能力の構築を計画していることがわかっている。フロントエンドArray（アレイ）、Cell（完成組立品）、バックエンドモジュールおよびTV組立生産ラインについては、Innolux社のバックエンドモジュール設備は将来的にVedanta Groupに販売される予定です。

工場閉鎖の噂に加えて、最近イノラックス社の解雇のニュースも出ている。市場では、イノラックス社が台湾の竹南市にあるT1パネル工場で従業員の面接が相次いでいると報じられている。エンジニアは半減、オンラインオペレーターも半減が見込まれる。注目すべきは、一部の従業員が曲荘氏が「気晴らし」や「優先解雇」などのプロジェクトを巧妙に作り出していると非難し、11月末に数百人に対し、12月19日から20日まで「自主退職」しなければならないと通告したことだ。これに対応して、Innolux は関連部門の従業員とできるだけ早く連絡し、個人の希望を尊重し、適切な手配とスケジュールを作成しました。

今年後半からパネルメーカーがブレーキを踏み、稼働率がフル稼働に達しない近年、テレビ用パネルはオープンセル（半完成パネル）の形で出荷されることが増えている。 ）、これは中国本土のバックエンド市場にも影響を及ぼしており、パネルモジュール工場の稼働率はさらに低下しています。両パネル会社は生産効率の向上と操業コストの削減を目的に海外工場の集約も進めている。

さらに、パネルメーカーは引き続きスマート製造の推進、バリューチェーンの拡張、システム統合設計と製造の強化を進めており、AUO、Innolux、Caijing も台湾でバックエンドモジュールやシステムのワンストップ生産ラインを構築しています。海峡を越えた分業の配置が具体化した。

※記事の出典元はツイッターで確認できます⇒コチラ