鴻海科技集団(フォックスコン)と裕隆集団の合弁会社、鴻華先進科技(フォックストロン・ビークル・テクノロジーズ)は11日、自社開発の電動バス「モデルT」の生産拡大のため、南部科学園区(高雄市)で新工場の着工式を開催した。2025年に完成予定だ。
福特六和汽車(フォード六和モーター)は同日、桃園市の中壢工場の更新を発表した。エコカーの台湾生産化が目的だ。12日付経済日報が報じた。
フォックストロン橋頭工場の投資額は10億6200万台湾元(約50億円)。当初は年間500台、28年までに年間1000台の電動バスを生産する計画だ。AI(人工知能)工場の位置付けで、現実世界の環境を仮想空間に再現する「デジタルツイン」技術で、バーチャル生産ラインを構築するなど、リアルタイムモニタリングで、品質向上を図る。
福特六和汽車(フォード六和モーター)は同日、桃園市の中壢工場の更新を発表した。エコカーの台湾生産化が目的だ。12日付経済日報が報じた。
フォックストロン橋頭工場の投資額は10億6200万台湾元(約50億円)。当初は年間500台、28年までに年間1000台の電動バスを生産する計画だ。AI(人工知能)工場の位置付けで、現実世界の環境を仮想空間に再現する「デジタルツイン」技術で、バーチャル生産ラインを構築するなど、リアルタイムモニタリングで、品質向上を図る。
フォックストロンの李秉彦・総経理は、モデルTは高雄市のほか、▽台北市、▽新北市、▽台中市、▽台南市、▽新竹県市、▽嘉義県市、▽彰化県、▽台東県、▽離島の金門県──で採用されていると説明した。台湾のほか、東南アジアやアメリカ大陸への輸出も商談中だ。
李・総経理は、スポーツ用多目的車(SUV)プロトタイプ「モデルC」を採用した納智捷汽車(ラクスジェン・モーター)の「ラクスジェンn7」は既に700台以上納車したと説明した。5人乗りクロスオーバーSUV「モデルB」は、第4四半期(10〜12月)に量産を開始する予定だ。
鴻海は昨年12月、高雄市塩埕区の駁二芸術特区の7号倉庫で、EVなどの鴻海高雄ソフトウエア研究開発(R&D)センターを稼働した。
フォード六和は11日、中壢工場の生産ライン更新に25億元以上を投じると発表した。エコカーの台湾生産化のほか、スマート倉庫を更新し、グリーンエネルギー設備を設置する。
フォード六和は、台湾の消費者の製品や価格のニーズに合致した、電気自動車(EV)やハイブリッド(HEV)、プラグインハイブリッド(PHEV)などを検討する。
裕隆集団傘下の中華汽車工業(チャイナ・モーター、CMC)は、第2四半期(4〜6月)に、同社が販売する英MGブランド車のEVモデルを発表し、台湾生産化する計画だ。
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