Screenshot 2024-05-14 06.23.25シャープがテレビ向けを中心とした大型液晶パネルをつくっている堺工場の生産を停止する方針を固めたことが13日、分かった。赤字が続いており、継続は難しいと判断した模様。
14日に発表する中期経営計画に盛り込む可能性が高い。
液晶事業の人材をソニーグループの半導体工場に出向させることも検討する。経営再建に向けて抜本的な構造改革に着手する。





堺工場は、シャープの子会社「堺ディスプレイプロダクト」(SDP、堺市)が運営する。SDPは中国メーカーなどとの価格競争で採算が悪化。
設備の減損などを迫られた結果、シャープは2023年3月期に2608億円の純損益の赤字に転落した。

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