経営再建中の中小型液晶大手ジャパンディスプレイ(JDI)は22日、東京都内で定時株主総会を開いた。
スコット・キャロン会長は冒頭、業績不振による株価の低迷について「心よりおわび申し上げます」と陳謝した。総会には93人の株主が来場。キャロン氏ら取締役6人の選任など全2議案を可決し、1時間39分で終了した。
スコット・キャロン会長は冒頭、業績不振による株価の低迷について「心よりおわび申し上げます」と陳謝した。総会には93人の株主が来場。キャロン氏ら取締役6人の選任など全2議案を可決し、1時間39分で終了した。
総会後に取材に応じたキャロン氏は「収益が低い原因は(他社との)差別化が十分できていないためだ」と説明。輝度が高く、寿命も長い次世代有機EL(エレクトロルミネッセンス)パネルの量産化にめどが付けば、「大幅な収益改善になる」と自信を示した。
JDIの業績は中韓メーカーとの競争激化などで低迷が続く。純損益は2024年3月期まで10期連続の赤字。採算の悪いスマートフォン向け液晶からの撤退を進めており、新たな収益源の確立が急務となっている。
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