ky5622_i-01さまざまなガジェットを愛用する私ですが、忘れてはならないのが電子ペーパー端末です。これまでいくつもレビューをしてきました。

そんな中でも、愛用している「BOOX」シリーズから、新製品「Go」が発売となりました。自然なデザインで軽量をコンセプトとしたシリーズで、ラインアップは10.3型と7型があります。今回は10.3型の「BOOX Go 10.3」についてレビューしたいと思います。

 最近のラインアップとしては珍しく、カラーではなく白黒の電子ペーパーモデルです。後述しますが、この端末で自分の使い方に合うのであれば、間違いなくオススメの1台です。私としては利用用途の1つとしてピタリとハマるポジションだったので、早速予約を入れて購入してしまいました。






BOOX Go 10.3 ライトグレー 電子書籍リーダー 電子ペーパー搭載 Android12 GooglePlay
BOOX Go 10.3 ライトグレー 電子書籍リーダー 電子ペーパー搭載 Android12 GooglePlay

私は電子ペーパーのメイン端末として、ハイエンドモデルの「BOOX Tab Ultra C Pro」を使っています。
カラー電子ペーパー、フロントライトあり、ページ送りボタンあり、スタイラスペンやmicroSDメモリーカードも使える、カメラ付きや専用キーボードあり──まさにタブレットのように使える電子ペーパー端末です。

 しかし、私の電子ペーパーの利用用途は、ほぼ「電子書籍」です。いくら高性能でも、電子ペーパー端末なのです。画面レスポンスはiPadなどのタブレットに勝てるはずもなく、物理キーボードの使用含め、PCのような用途に使うことはありません。つまり、電子ペーパーとしてはオーバースペックなのです。

 そうした中、今回の「BOOX Go 10.3」は、次のように割り切った端末です。まず、画面は白黒電子ペーパーです。フロントライトもありません。ページ送りボタンやmicroSDメモリーカードスロットもありません。

 では何が特徴かというと、薄さと軽さです。厚さ約4.6mm、重さ約375gと、10.3型でこのレベルの端末はあまり見たことがありません。

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