20240716at55S_o6月末に就任したシャープの沖津雅浩社長は16日、報道各社のインタビューに応じ、テレビ向け大型液晶パネルを製造する大阪・堺工場を「来月くらいには完全停止する」と明らかにした。

沖津氏は、液晶事業の悪化で2期連続の連結純損失に陥っている業績に関し、白物家電など「ブランド事業」の強化で2025年3月期に「必ず黒字化を達成する」と強調した。





シャープは、液晶事業の悪化により24年3月期の連結純損失が1499億円と2期連続の赤字となり、9月末までに堺工場の生産を停止する方針を示していた。

沖津氏は、人工知能(AI)や電気自動車(EV)など新事業の開拓を進める考えも表明、「27年度には既存のブランド事業で営業利益率7%を実現する」と述べた。同じベースでの営業利益率は24年3月期は4.9%だった。

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