Samsung(サムスン)が折りたたみスマートフォン初代Galaxy Foldを出したのが2019年。すでに折りたためることへの感動もなくなりました(普及したといういい意味で)。まだユーザー数も少なくマーケットも小さい折りたたみスマホですが、各社が今競っているのは薄さ。
噂のGalaxy Z Fold 6「スリム」は名前負け?
折りたたみスマホは、当然、通常スマホに比べて折りたたむと分厚くなります。画面を2枚重ねるのでそれは当たり前。それでも、なるべく薄くしようと各社しのぎを削っています。
折りたたみ業界を牽引するサムスンも、ここ数年でかなり薄化を実現。Galaxy Z Fold 4では、折りたたんだ状態で最大15.8mmでした。それがFold 5で13.4mm。最新のFold 6は12.1mm。確実に薄型進化が見られます。
そんなサムスンが開発中と噂されているのが、最新モデルGalaxy Z Fold 6の薄型モデル。その名もGalaxy Z Fold 6 Slim。ただ、名前に堂々とスリムと謳うわりにそんなにスリムではないようで…。薄さ7mmなんて言われていたものの、韓国メディアの報道では、どうやら薄さ11.5mmで落ち着きそうだとか。
前述した通り、ここ3年のZ Foldモデルはかなり年々薄化が進んでいます。が、スリムと冠したモデルが、通常モデルよりもたいして薄くない。去年から今年のアプデの方が大きい。
もっと言っちゃうと、今月発表予定のGoogle(グーグル)の折りたたみPixel 9 Pro Foldは、噂で10.5mm。もっともっと言っちゃうと、XiaomiのMIX Fold 4はすでに9.47mm。
完全に名前負けしちゃうぞ、これ。
薄さよりも安さを
スリム化に必要なのは高度な技術力。高度な技術力にはお金がかかります。つまり、スリムモデルはスリムになる分、値段が乗っかる可能性が…。
正直、折りたたみスマホが気になっているユーザーが一番望んでいるのは、低コスト化だと思うんですが。あとは、フラッグシップレベルのカメラが当たり前に搭載されること。
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