iPhoneは、2017年のiPhone Xにおいて有機ELを採用。その後、上位モデルで採用を拡大。現在は廉価モデル「iPhone SE」系統において、液晶パネルを採用しています。これを切り替えるとのこと。
日本国内勢としてジャパンディスプレイ(JDI)とシャープだけがスマートフォン向けの液晶を生産しており、2015年前後にはiPhone向けでシェア7割を占めていたものの、供給網から姿を消すことになるといいます。
すでに韓国の経済紙などが、iPhone SE 第4世代モデルのパネル供給メーカーは、中国BOE(京東方科技集団)と韓国LG Displayになると伝えていますが、こうした観測を日経も追認しており、確度の高い情報となりました。
iPhone SEシリーズはコストダウンを念頭に置いたモデルで、初代は小型、第2世代・第3世代は前面の大きな額縁にTouch IDを搭載しています。第4世代は、噂では狭額縁のデザインになることから、有機ELの採用の流れは自然。iPhoneのラインナップからの液晶搭載モデルの消滅は感慨深いものがあります。
Appleにとって日本市場は重要な市場でしたが、主に為替の影響により、iPhoneの価格は円建てで高騰。iPhone SEシリーズの重要性は今後も増す可能性があるだけに、次機種も気になるところ。2025年の正式なお披露目を待ちたいところです。
※記事の出典元はツイッターで確認できます⇒コチラ
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