Google翻訳が折りたたみスマートフォンのカバーディスプレイに対応しました。現在、対応しているのは折りたたみスマホの一部モデル、Google(グーグル)のPixel FoldとSamsung(サムスン)のGalaxy Z Fold 6の2種のみです。
カバーディスプレイ対応で何ができる?
折りたたみスマホのカバーディスプレイとは、折りたたんだ状態で外側にあるサブディスプレイのこと。Pixel Foldは5.8インチ、Galaxy Z Fold 6は6.3インチ。Pixel 9が6.3インチ、iPhone 15が6.1インチなので、サブとはいえ通常スマホと同サイズのディスプレイが折りたたみスマホの外側にはあるのです。
Google翻訳がこの外側に対応したことで、メインディスプレイ(内側)とカバーディスプレイ(外側)の2面を活用することができるようになりました。つまり、内側と外側で異なる言語を同時に表示することができるようになります。
折りたたみスマホ=裏表2画面スマホ
折りたたみを開いたメインとなる大きなスクリーンとは異なり、カバーディスプレイでは使えるアプリが限定されているのが現状。しかし、今回のGoogle翻訳のように、1つのアプリが2つの画面を1セットとして使う仕様が増えていくと、折りたたみの隠れたパワーが活きてきます。
折りたたんでコンパクトになるという裏に隠れているのは、カバーディスプレイの存在によって裏表に画面のある2画面スマホでもあるということ。ユーザーとその反対側で、同時に異なる画を見せたり、記録したりできることで、そのメリットは莫大に広がりそうです。
折りたたみスマホのヒンジ問題=好きな角度で止められるかどうかは、ユーザーとその反対側を意識するソフトが増えると、ますます重要ですね。
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