米アップルのスマートフォン「iPhone」などを受託生産する台湾の鴻海精密工業は5日、8月の売上高が前年同月比33%増加したと発表した。人工知能(AI)アプリケーションを駆動するサーバーの需要が後押しし、増収ペースが加速した。  

 フォックスコンとしても知られる鴻海によれば、8月の売上高は5483億台湾ドル(約2兆4600億円)と、8月としては過去最高を記録した。7月の増収率は22%だった。