売り場でも圧巻の存在感を示す115V型「115X955MAX」がVGP2024 SUMMERで「特別大賞」を受賞した。抜群のコストパフォーマンスが目を引く「C755シリーズ」など、一段と勢いを増すMini LEDテレビを果敢にリードするTCL。さらなる躍進へ向けた意気込みを、同社マーケティング部次長・Fred Huai氏に聞く。
―― 115V型を筆頭に98V型、85V型を揃えた「X955MAX/X955シリーズ」がVGP2024 SUMMERで「特別大賞」を受賞されました。おめでとうございます。最先端の量子ドット技術と最大5,000nitのピーク輝度を誇るMini LEDバックライトを搭載し、発表以来大きな注目を集めています。開発の狙いや日本市場導入への意気込みをお聞かせください。
Fred 本製品は、われわれTCLが未来に目を向けてテレビ技術を研ぎ澄まし、そして、市場でさらに高まる大画面化のニーズに応えていくなかで開発されたモデルとなります。
家庭用の液晶テレビは、かつては24型や32型が主役をつとめていたこともありますが、今では100型以上の製品が登場するまでに大画面化が急速に進んでいます。同時に、画質に対する要求も高まりを見せるなか、有機ELやMini LEDなど新しいディスプレイによる提案が各社より行われています。
そうした時代の変化に対し、TCL史上最大サイズとなる115V型を実現した最高傑作とも言えるテレビが、特別大賞をいただいた「X955MAX/X955シリーズ」です。TCLの最先端ディスプレイ技術である量子ドットMini LEDを搭載し、優れたコントラスト比と広い色域によりリアルな美しさを実現するハイスペックなモデルとなっています。
TCLでは未来への選択として、市場の変革やお客様のニーズを敏感に捉えながら、現在力を入れる大画面化と量子ドットを採用した高画質化という戦略を継続し、強化していきますそれは、お客様に最高の体験を提供するためのものであり、日々改善を続けて参ります。
―― 5月16日に発売され、店頭にも並び始めていますが、その姿はまさに圧巻ですね。とりわけ115X955MAXはTCLブランドを象徴する存在としての意義も大きいと思われますが、日本市場での実売状況はいかがですか。
Fred 115X955MAXは5月16日に発売されて以来、新製品の発売に伴う統合マーケティングコミュニケーション活動と相まって、市場で一定の注目を集めています。現在の販売数はまだ初期段階にありますが、優れた機能と卓越したデザインのおかげで、日本の高級消費者層の間で徐々に評判を築きつつあります。今後の販売増加に大きな期待を寄せており、ブランドの影響力が高まるにつれて、115X955MAXがさらに多くのハイエンドユーザーから支持されると信じています。
―― 御社のディスプレイ技術に対する市場での評価は着実に高まっており、審査会でもコストパフォーマンスやお買い得といった側面ではなく、純粋にディスプレイ技術として非常に高い評価を集め、「特別大賞」として選出されました。
Comment
コメントする