si7101-IO-019月29日まで、幕張メッセ(千葉市美浜区)で「「東京ゲームショウ2024」が開催されている。
(本記事掲載時、終了済)

 PC用周辺機器大手のアイ・オー・データ機器は、本イベントにおいてマルチメディアディスプレイ「GigaCrysta(ギガクリスタ)」にフォーカスしたブースを出展している。2024年で10周年を迎える同ブランドのディスプレイだが、ブースではその歩みを確認できる。

 GigaCrystaという名前を聞いて、かつて三菱電機が販売していたマルチメディアディスプレイ「Diamondcrysta(ダイヤモンドクリスタ)」を思い出した人は察しが良い。

 アイ・オー・データ機器のGigaCrystaブランドは、同社が三菱電機から個人向け(≒マルチメディア)ディスプレイの技術(事業)を譲受したことがきっかけに生まれたブランドだ。





2014年10月に発売されたGigaCrystaブランドの初号機は、Diamondcrystaブランドの最終製品がベースとなっている。

 今回のブース出展では、そのGigaCrystaブランド初号機の“基板”も展示されている。

基板の展示の横にある壁面には、GigaCrystaブランドの大まかな歩みが記されている。壁面の展示にもあるように、昨今のGigaCrystaは“ゲーミング”向けとされているが、一部モデルにはワイヤレスリモコンが付属しており、マルチメディアディスプレイとしてのDiamondcrystaの名残を今も残している。

GigaCrystaになってから「もう10年なのか」と見るか、「まだ10年なのか」と見るか――人によって意見は分かれそうだ。

Read full article