ソニーセミコンダクタソリューションズのブースでは、大型化した空間再現ディスプレイを体験できました。
裸眼で3Dを体験可能
ディスプレイの前に座ると、ディスプレイ上部のカメラがユーザーの目の位置を検出して、オブジェクトの表示を3Dにしてくれます。
顔を動かしても目線を追従してくれる。
複数人が覗き込むと、カメラが混乱して表示がズレたりしましたが、一人で適正な距離から見ているぶんには綺麗に立体に見えましたよ。
建築や車などの構造を確認したり、医療で治療の計画を立てる、といった産業用途での活躍が期待されています。たしかに、こうやって作れば立体のオブジェクトを作らずに済む利点がありますよね。
企業で買うなら活躍するシーンも多そう
このディスプレイは27インチサイズまで大型化したことで、大きな3Dモデルを表示できるようになったのがポイント。でも、美術館や博物館、イベント会場などでの利用が期待される中で、もっと大きくして欲しいという要望もあるそうです。
ただ、大型化すると見る人との距離の関係が出てくるし、画素数が増えることで計算も大変になるので難しいのだとか。デモで体験させてもらったディスプレイの解像度は4K(左右の目で振り分けるので、片目あたりの解像度はその半分になります)、詳細な立体モデルを表示するには、ゲーミングデスクトップ級のPCパワーが必要です。
ちなみに、このディスプレイの価格は約55万円。
個人レベルで買うと考えると高額に感じてしまいますが、仕事の効率を向上したり、こういったイベントや展示で集客したりすることを考えると悪くないお値段ですよね。
※記事の出典元はツイッターで確認できます⇒コチラ
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