ipd ef563e17c1ed67iPadに搭載される有機EL（OLED)ディスプレイの後工程を担う韓国Chemtronicsが、第8世代OLEDディスプレイの後工程エッチング加工工場の建設を開始することが明らかになったと、The Elecが報じています。

2026年以降にOLEDディスプレイに順次切り替えられると噂の、MacBook Pro、iPad Air、iPad mini向けOLEDディスプレイ製造開始に向けた動きと予想されます。

The Elecによれば、Chemtronicsが後工程エッチング加工を行うハイブリッドOLEDディスプレイ用ガラスはSamsung Displayに供給され、そこでディスプレイに組み込まれるとのことです。






Samsung Displayが製品化する第8世代OLEDディスプレイの供給先はAppleとのことで、2026年以降にMacBook Pro、iPad Air、iPad mini向けに搭載される可能性が高そうです。

iPad Pro (M4)向けタンデムOLEDの後工程を担当
Chemtronicsは既に、iPad Pro (M4)に搭載されているタンデムOLEDの後工程エッチング加工にてガラス基板を0.5ミリから0.2ミリまで薄型化する工程を担当しています。

第8世代OLEDディスプレイでコスト削減実現
今回、新たに建設される工場で、第8世代OLEDディスプレイに関連しているとのことです。

第8世代OLEDディスプレイは、iPad Pro (M4)に搭載されている第6世代OLEDディスプレイと比べて製造コスト削減が実現される見通しです。

製造コスト削減と製造数量増加に有利な第8世代OLEDディスプレイが実用化されることで、搭載製品が増加すると予想されています。

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