パナソニックのAV一体型ナビ・ストラーダFシリーズ最大の特徴は“有機ELディスプレイ搭載の高画質大画面”。シリーズ最初のモデルとなる2016年リリースの「CN-F1D」と2023年モデルの「CN-F1X10BGD」でディスプレイのクオリティがどれだけ進化したのかを検証してみた。
2024年11月末には有機ELディスプレイ搭載の最新モデル「CN-F1X10C1D」が登場するが、その前に地図も映像も美しいストラーダのディスプレイの実力を再確認しておきたい。
今回比較したのは、ストラーダFシリーズ初代モデルで2016年発売の「CN-F1D」と、2023年11月に2024年度版地図を搭載した「CN-F1X10BGD」。
どちらも高画質大画面が自慢のフラッグシップ機だが、両機は発売時期で6年間の隔たりがあり、どれだけ進化してきたのか? 実機を並べて確認した。
スペックは「CN-F1D」が9型液晶、「CN-F1X10BGD」が10型有機ELを採用。画面サイズがひと回り大きくなるとともにディスプレイパネルも異なる。前面パネルのコーティングも進化している。
画面の美しさという点でその差は一目瞭然と言っていいだろう。2台を見比べると映像のクッキリ度合いがまったく異なっているだけでなく、フロントパネルの反射の違いも明らかだ。解像度もWVGAからHDへと高精細化し、地図もそれに合わせて改良している。
また、「CN-F1X10BGD」はバックライトが不要な有機ELのため、最薄部は4.7mmと超スリム。さらに角度調整は高さ、前後角度、左右角度、奥行(取付時)の調整ができ、最適なセッティングが可能になっている。
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