10日、市場調査会社のユービーリサーチが発刊した「中大型OLEDディスプレイマーケットトラック」報告書によると、サムスンディスプレイの車両用OLED出荷量は、第1四半期に10万台にとどまったが、第2四半期には22万台、第3四半期には54万台と急速に増加した。
特に、第3四半期の出荷量は前年同期比約270%増えた規模だ。
反面、アイパッドプロの販売が低調でタブレットPC用OLED出荷量が減少し、タブレットPC向け売上額は前四半期より38%減った。
ただ、他のアプリケーションの出荷量の増加により、前四半期と同様の売上高を維持した。
サムスンディスプレイは中大型OLEDでタブレットPC、ノートパソコン、モニター、自動車用OLEDまで多様な製品を供給している。
ユービーリサーチは「8.6世代IT用OLED投資を進行するサムスンディスプレイの中大型OLED出荷量は来年末からさらに増加するだろう」とし「8.6世代ライン量産時点を来年年末に操り上げ、市場膨張がより一層速くなるだろう」と予想した。
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